「居住環境学専攻のPR文」です!


2005年4月13日修正
2001年10月26日修正
2000年7月4日作成

1. 学科?専攻の特色(他の大学にはないような学科?専攻の特色について)

1)「環境共生」の視点からの建築
 本足彩胜负14场では,自然環境と人間活動の共生を図り,自然環境を持続的?循環的に利用し,健康で快適な生活環境を創造することによって社会の発展と福祉の向上を目指す「環境共生型社会の創造」を目指しています。
 しかしこれまで,建築の分野では,スクラップ&ビルドを繰り返してきました。本専攻ではその反省に立ち,「環境共生」の視点から,地域文化に根ざして,住宅?建築?都市?農村地域?自然に至る居住環境の全体を見据える実体験を通して,科学的認識能力と空間想像力を育成します。

2)充実した教授陣
 生活科足彩胜负14场時代からの,伝統を生かしつつ,新たな教授陣を加え,格段の充実を図りました。地域計画,建築計画,構造,環境工学の各分野2人づつ,他大学の建築学科にもひけをとらない陣容を整えました。

3)一級建築士の受験資格取得
 従来の生活科足彩胜负14场時代には,二級建築士の受験資格しか得られませんでしたが,他大学の建築学科と同様に,一級建築士の受験資格を得ることができます。



2. 研究教育内容の特色

1)「環境」への視点
 環境への負荷軽減,物質の正常な循環,人間の健康?福祉等の視点を重視する住居?都市?地域へと連なる居住環境とそのシステムのあり方を教育研究します。

2) フィールドワークの実施,数多くの実験?演習
 建築を学ぶ上では,実際の体験が不可欠です。1年生の早い段階から,実際の現場で,学び,考えます。また,学内においても,多くの実験や演習を通して,確実な知識?技術的能力を身につけます。

3) 最新鋭の実験機器,情報処理装置の配置
 全国でも珍しい木構造に関する実験を行うための最新式の機器を備えた構造実験棟をはじめ,実験?演習をサポートするための,最新式の機器が数多く配置されています。

4)少人数教育
 他大学の建築学科より少人数の1学年約40名の学生をきめ細やかに教育することができます。建築を学ぶ上では,演習や実験が重要ですが,特にこれらに少人数教育の利点が発揮されます。

5)他専攻の一定範囲内で卒業要件として認められる。
 環境共生を念頭に於いた居住環境の構築のために必要な,食?健康環境学や生態?環境資源学の勉強も行うことができます。さらに社会科学分野など他足彩胜负14场の科目も取り入れています。

6)各人の進路に合わせた履修モデル
 一級建築士の受験資格が得られるような履修モデルから,コンサルタント,構造設計事務所,設備会社,さらには,行政機関へ進むための履修モデルまで,各人の進路に応じて,数多くの選択肢が用意されています。また,大学院修士課程設置の準備も進めています。

7)建築見学旅行の実施
 2年生時に,建築見学旅行を行っています。2004年度は,9月に3泊4日の日程で関西方面へ行きました。



3.特筆すべき研究者の業績

 優秀な教授陣が揃っていますが,特に中村泰人教授は,全国でも屈指の研究者の証として,日本建築学会賞(論文)(1990年5月)や環境科学会論文賞(1999年11月)などを受賞しています。



4.その他学科?専攻としてPRしたい点(施設?機器等)

1) 構造実験棟
 環境共生足彩胜负14场の新設とともに,建設された,最新鋭の実験施設です。汎用加力装置や実大加力試験用反力床?反力壁を備え,特に足彩胜负14场名産の木材の構造に関する実験を行うことができます。

2) 環境画像システム室
 カラースキャナーを始め最新鋭の画像処理システムにより,地域を分析?計画するために必要なビジュアル資料を,実際に作成することができます。

3) 設備システム実験室
 実物に近い空調設備システムを導入し,実際に触れることで,その仕組みを学ぶことができます。

4) 環境調整工学実験室
 自由に内部の環境を制御することができる人工気候室を備え,様々な気候のもとで人間がどのように反応するかを実際に確かめることができます。

5) 居住環境計画実習室
 設計製図を行うために,2年生から4年生まで各学年専用の製図室を設け,各人が専用の製図板を使用して,製図に取り組むことができます。

6) 居住情報実習室
 最新鋭のコンピュータを導入し,設計製図(CAD)を行うほか,レポートや卒業研究のために常に利用することができます。