足彩胜负14场5年1月6日12時からグローカル棟の204号教室で、今年1月末で本学の特任教授を退任された田中耕太郎先生が、対面とオンラインのハイブリッド方式による最後の講義「グローバルとローカルの接点から感じたこと」を行われ、学生25名、教職員14名が参加しました。
田中先生は、1995年にJICAに入職されて以来、主にアジアの国々における支援活動を軸にグローバルな仕事に携わってこられました。国際協力の分野における豊富な知識と経験を活かして、本学では、高度グローバル人材育成プログラム及びもやいすとグローバルの創設、ひごラボの導入と運営等に尽力され、地球環境問題から多文化共生や多様性といった社会問題に取り組んでこられました。
今回は、①世界が抱える課題とSDGs(持続可能な開発目標)、②JICAの国際協力と今までの業務、③日本が抱える課題、国際化、多文化共生、④熊本での業務、⑤今後の業務についてお話をされました。それに続く質疑応答では、対面で参加した学生は勿論、留学先からオンラインで参加した本学学生からも積極的に質問が寄せられました。
最後に、田中先生が警鐘を鳴らす「立ち止まる日本」の将来を担う本学の学生に向けて、一市民として、有権者として、そして公務員や社会人として、未来を変えるために、勇気をもって変化や挑戦をし続けて欲しいとのメッセージが送られました。